石田衣良【5年3組リョウタ組】先生と生徒の熱い心のつながりに思わず感動

小学生のときの担任の先生を覚えていますか?

いろいろな先生がいると思いますが、熱血で真っ直ぐな理想の先生をご紹介します。

その先生は本の中にいました。

石田衣良さんの『5年3組リョウタ組』の良太先生です。

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あらすじ

『5年3組リョウタ組』のあらすじを簡単にお伝えします。

主人公の中道良太先生はストレートな熱血先生です。

良太先生に対して、同学年のクラスを受け持つ渋谷龍一先生は超クールな先生です。

二人のテンポのいいやりとりで物語が進んで行きます。

  • いじめ問題
  • 同僚の先生に対するパワハラ問題
  • 生徒の家族にまつわる少年犯罪問題

などについて、良太先生がまっすぐに向き合い、解決を目指してひたすら突き進んでいく物語です。

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感想

『5年3組リョウタ組』を読み終わったあとは、心地よい爽快感につつまれました。

主人公の良太先生は、茶髪でいつもジャージにシルバーのネックレス。

それに対して同僚の渋谷先生は、スーツにメガネでスポーツカーに乗っているクールな完璧男。

ヤンキー対ミスターパーフェクト。

どっちが主役だよって思いましたけど。

物語が進むにつれ二人の友情もどんどん深まっていきます。

こんな友人がいたらいいなあとうらやましくもなりました。

良太先生は泥臭いんですが、子供のことを第一に考えていてカッコいいんです。

全然守りになんか入りません。

むしろ攻めっぱなしのアクセル全開という感じです。

あとは良太先生とマドンナ的な存在の山岸先生との恋愛話があるんです。

最後はどうなるのかとドキドキワクワクします。

山岸先生が素敵なんですよね(ちなみに良太先生より年上です)。

最終的な恋愛の結果は意見が分かれると思います。

良太先生が最後まで子供たちと一緒に真剣に考えて、悩んで成長していく姿は、読みながらとても共感が持てました。

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懐かしい小学生時代を思い出した

僕の小学校時代は、すごく厳しい先生がいた記憶があります。

なんか恐かった思い出が多いですね。

確か小学校時代は毎日ドッジボールをしていました。

楽しかった給食で思い出すことは、ソフト麺とミルメークです。

ソフト麺はパスタ(より太くて)とうどん(より細い)の中間みたいな麺で、ミートソースで食べましたね。

ミルメークは牛乳(当時はビン牛乳)に混ぜる粉で混ぜるとコーヒー牛乳になる魔法の粉です。

ミルメークはビン牛乳を少しだけ飲んでおくのがコツです。

飲まずにミルメークの粉を入れると、ビンから牛乳があふれてしまいますからね。

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理想の熱血先生は小説の中にいた

『5年3組リョウタ組』を読み終わったあとの気持ちは、感動と爽快感でいっぱいです。

理想の熱血先生は小説の中にいましたね。

石田衣良さんの隠れた名作を良かったら読んでみてください。

懐かしい小学生時代を思い出すかもしれませんよ。

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マロン

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マロンです。読書と勉強が大好き!覚えたことをシンプルに、そしてイメージしやすいようにまとめてご紹介しています。

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