実は裁判は誰でも無料で見学できることをご存知ですか。
例外として公開されていない裁判もあります。
難しそうなイメージがする裁判ですが意外と身近なんです。
裁判を傍聴(ぼうちょう)すると多くのことが学べます(傍聴は見学のこと)。
理由はとても簡単です。
それは・・・
『リアルだから』です。
こちらの記事では、裁判を傍聴する当日の流れがイメージできるように、
といった『ポイント』と『基本的な知識』を一緒にまとめています。
最後まで読んでいただければ、初めて裁判の傍聴(見学)に行くときの疑問や不安が少なくなるはずです。
目次から読みたいところへジャンプできるようになっています。
- 地裁(ちさい)の刑事(けいじ)がおすすめ
- 事前に確認しておくと確実
- 緊張しなくて大丈夫
タップできる目次(もくじ)
刑事事件の裁判の傍聴(見学)にはリアルがある
これから刑事事件(けいじじけん)の裁判の傍聴を前提に話をします(例えば窃盗(せっとう)や傷害(しょうがい)。
なぜ刑事事件の裁判なのかというと、初めての裁判の傍聴(見学)には刑事事件の裁判がピッタリだからです。
刑事事件の裁判は、被告人(ひこくにん)が実際に事件をおこしてしまった経緯(けいい)やいきさつから始まります。
※被告人 → 悪いことをして裁判をうけている人
弁護人(べんごにん)、検察官(けんさつかん)、裁判官(さいばんかん)が被告人に
- どうしてやってしまったのか?
- 今はどう思っているのか、反省しているのか?
- 同じことを繰り返さないためにどうするのか?
などと聞いていくわけです。
家族の方が『情状証人』(じょうじょうしょうにん)として、被告人の今後の指導監督(しどうかんとく)を誓ったりもします。
ときには裁判の証言の途中で号泣されることもあります。
※情状証人(じょうじょうしょうにん)→ 家族(妻や夫、両親)や会社の社長さんが情状証人として証言されることが多いです。
刑事事件の裁判を傍聴することをシンプルにいえば、
被告人の人生を、まったく関係のないあなたが見聞きするということです。
『他人の人生のリアル』を実際に見聞きすることは普通はありません。
テレビなんかより、本なんかより、目の前に本当の「生のリアル」があるんです。
- なんで悪いことをしてはいけないの?
- 捕まったらどうなるの?
- 頭の中では、わかっているつもりなんだけど?

普通に生活をしていたら、悪いことをして警察につかまることもありませんから、自分が裁判をうけることはないですよね。
- 普段の自分にまったく関係のないことだからこそ
- 知ってみる機会があったなら
- そこから学んでみる
ことは大切なことです。
そして自分の人生のためになることを学んでみませんか。
僕は絶対に『覚せい剤』(かくせいざい)などの薬物(やくぶつ)には手を出したくないと思いました。
『万引き』(まんびき)はとても大変なことなんだとも思いました。
とにかく家族を泣かせることだけはしたくないと思って今を生きています。
すみません、なんか堅苦しい雰囲気になってしまいました。
僕がおすすめする裁判の傍聴は、最初に答えてしまいましたが『地方裁判所(ちほうさいばんしょ)の刑事事件の裁判』を傍聴することです。
裁判の傍聴(見学)を考えるきっかけ
裁判の傍聴(見学)に興味をもつタイミングは人それぞれです。
学生の方は『社会見学』で行くケースや、夏休みの『宿題』で調べることがあると思います
社会人の方は『会社の研修』で行くケースがほとんどでしょうか。
例外として僕みたいに裁判の傍聴が『趣味』という方もいるかもしれません。
なかなか裁判所には縁(えん)がないと思います。むしろ縁があったら大変です。
裁判所の種類
裁判所は大きく分けると次の5つです。
簡易裁判所
簡易裁判所は略して『簡裁』(かんさい)と呼ばれることが多いです。
裁判所の中では1番身近な裁判所になります。
簡易裁判所の数はとても多いので、すぐ近所にあったりすることがあるかもしれません。
簡易裁判所の裁判の特徴をわかりやすく説明すると、『貸したお金を返してください』というパターンが一番多いです。
難しい言葉だと、民事裁判でいう『貸金請求事件』(かしきんせいきゅうじけん)という言い方をします。
次で説明する『地方裁判所』と違うところは、請求する金額が大きいか小さいかという点です。
- 140万円までの担当 → 簡易裁判所
- 140万円を超える担当 → 地方裁判所
地方裁判所
地裁裁判所は略して『地裁』(ちさい)と呼ばれることが多いです。
地方裁判所の裁判については後ほどご説明します。
地方裁判所といえばニュースでよく見かける『東京地方裁判所』が有名です。
少し長くなってきたのでそろそろ飽きてきた頃かもしれません。
ここでちょっとした『豆知識』をお伝えします。
芸能人や大きな会社などの有名な事件のときは、テレビ局などのカメラが撮影をしています。
裁判所に入る前から弁護士さんや本人を追いかけていますよね。
あの撮影がいつも裁判所の門の前までなのは、裁判所の敷地内では撮影禁止だからです。
敷地の中に入って撮影ができないので門の前にズラーッと並んでいるわけです。
例外として、裁判所の許可があったときは法廷の中での撮影ができます。
よくテレビのニュースで裁判をする前の様子が流れていますが、これは許可があったときだけです。
家庭裁判所
家庭裁判所は略して『家裁』(かさい)と呼ばれることが多いです。
家庭裁判所の裁判の特徴は、分かりやすいイメージとしては『少年事件』(しょうねんじけん)』や家庭に関係する『相続』(そうぞく)などを担当します。
家庭裁判所の裁判の傍聴についてはまったくおすすめしません。
最初から『非公開』(ひこうかい)といって傍聴できないようになっていることがあります。
高等裁判所
高裁裁判所は略して『高裁』(こうさい)と呼ばれることが多いです。
高等裁判所は最初の判決(地裁)に不服があったときに『控訴』(こうそ)といってさらに裁判をするところです。
例えば
- 刑事裁判 → 判決の懲役(ちょうえき)の年数が長すぎる(刑務所(けいむしょ)に入ること)
- 民事裁判 → 判決の金額が安すぎる(高すぎる)
などと不服をいうことです。
日本の裁判システムでは、『三審制』(さんしんせい)といって、判決の内容に不服があったら3回まで裁判を求めることができます。
一般的な裁判の傍聴には高等裁判所は向いていないといえるでしょう。
最高裁判所
最高裁判所は略して『最高』(さいこう)と呼ばれることが多いです。
最高裁判所は行ったことがないのでよく分かりません…。
「三審制」の最後を担当する裁判所ですね。『憲法判断』(けんぽうはんだん)とか大きいことを判断します。
一般的な裁判の傍聴には最高裁判所は向いていません。
地方裁判所がある場所

地方裁判所がどこにあるのか確認をしておきましょう。
地方裁判所は基本的に県庁所在地(けんちょうしょざいち)にあるので分かりやすいです。
それから『支部』(しぶといって、お店に例えると『支店』(してん)みたいな感じの裁判所があります。
『◯◯地方裁判所△△支部』という呼び方の裁判所が各都道府県に複数あるんです。
おすすめは地方裁判所です。
地方裁判所には支部も含めます。
次から地方裁判所の裁判を具体的にみていきます。
刑事裁判と民事裁判のどちらの傍聴がおすすめなの?
地方裁判所の裁判には『刑事裁判』と『民事裁判』があります。
ほかにもたくさんの種類の裁判がありますが、傍聴(見学)をするならこの2つが候補になります。
くり返しになりますが、おすすめは『刑事裁判』です。
『刑事裁判』と『民事裁判』について説明します。
分かりやすいイメージだと次のとおりです。
- 刑事事件の裁判 → 犯罪を犯して捕まった人が対象
- 民事事件の裁判 → 生活の中での法律トラブル
民事事件の裁判の例としては
- お金を返してくれない
- 商品の代金を払ってくれない
- 家賃を払ってくれない
といったケースです。
刑事裁判の傍聴をおすすめする理由
刑事裁判の傍聴をおすすめする理由は分かりやすいからです。
刑事裁判の手続きはその日に最初から最後まで行われます。
1つの裁判にかかる時間はだいたい『1時間前後』です。
つまり、一度ですべての手続きを見ることができるわけです。
逆に何年も裁判が続くこともあります。
「わたしはやっていません。無罪です」というように『否認』(ひにん)して争っている場合です。
被告人が罪を認めている裁判は、基本的にその日のうちに最後まで手続きが行われます。
その上で次の裁判の日にちに判決が言い渡されることが多いです。
最初から最後までの手続きを見た方が分かりやすいですよね。
民事裁判の傍聴をおすすめしない理由
民事裁判の傍聴をおすすめしない理由は見てもよくわからないからです。
一般的な民事裁判を傍聴してもすぐに終わってしまいます。
おどろかれると思いますが、民事の最初の裁判(第1回口頭弁論・だいいっかいこうとうべんろん)は1分もかからずに終わってしまうんです。
冗談じゃなくて本当です。
分かりやすくイメージをつくってみます。
裁判官:「それでは審理(しんり)をはじめます。原告(代理人)は訴状(そじょう)を陳述(ちんじゅつ)でよろしいですか?」
原告(代理人):「はい。陳述します」
裁判官:「被告(代理人)は不出頭(ふしゅっとう)なので、答弁書(とうべんしょ)の陳述擬制(ちんじゅつぎせい)とします」
裁判官:「それでは、第1回はこれで終了としまして、次回の期日を○月○日とします」
原告(代理人):(原告席から立ち上がり、一礼して法廷から立ち去る)
だいたいこのような感じです。
代理人は弁護士さんのことです。
ちなみに被告側は第1回の裁判は「答弁書」を出していれば欠席しても大丈夫です(民事訴訟法・みんじそしょうほう・158条)(←陳述擬制のことです)
※ここは難しいのでわからなくても大丈夫です。
こういった流れの裁判が何件も続くわけです。
見ていてもよくわかりません。
これから当日の流れをわかりやすくまとめていきます。
刑事裁判の傍聴(見学)に行くためには

初めての裁判の傍聴(見学)は分からないことばかりだと思います。
事前にある程度の具体的なイメージができるようにケースを分けて説明します。
裁判の傍聴をするには予約が必要なの?
Q
裁判の傍聴に行く前に予約をした方がいいですか?
A
基本的に予約をしなくて大丈夫です。
グループで行く場合のように、人数が多いときは事前に『確認』をしたほうがいいでしょう。
『総務課』(そうむか)や『庶務課』(しょむか)の人に聞けば教えてくれます。
※基本的に予約がいらないと書いたのは、裁判所で『傍聴ツアー』のようなイベントをやっているときがあります。
※そのときは『予約制』だと思いますので、基本的に予約がいらないと書きました。
裁判所の大きさにもよりますが、それほど大きくない裁判所は法廷(ほうてい)がせまいことがあります。
※法廷(ほうてい) → 裁判を行う部屋のこと
せまい法廷は傍聴席(ぼうちょうせき)の数も限られているので、行ってみたら全員が入れなかったなんてことがあるかもしれません。
裁判所の公式サイトからお住まいの近くの裁判所の傍聴や見学について、各都道府県ごとに調べることができるようになっています。
参考 裁判所|見学・傍聴案内
裁判の傍聴の時間は決まっているの?
Q
裁判を傍聴できる時間は決まっていますか?
A
決まっています。
だいたい10:00から12:00までと、13:00から16:00までが多いです。
裁判所にも昼休みがありますから、その間は裁判はありません。
午前だけとか、午後からの半日コースがいいのかなと思います。
ずっと裁判の傍聴をしていても疲れてしまいますよね。
午後に傍聴に行かれるときは、お昼に美味しいランチを食べすぎて法廷の中で居眠りをしないように気をつけてください。
当日の流れ

裁判の傍聴(見学)に行った『当日の流れ』についてです。
まかせてください。ばっちりイメージができるようにがんばって説明します。
実際に裁判所に行ってみても、分からないことがたくさんあると思います。
当日のイメージができるように順番に一緒にみていきましょう。
まずは開廷表を見てみましょう
裁判所に行ってから最初にすることは『開廷表』(かいていひょう)を確認することです。
開廷表は『裁判のスケジュール表』だと思ってください。
まずどのような裁判があるのか確認をします。
開廷表は裁判所のロビーなどの目立つところに貼ってあります。
分からなかったときは、守衛(しゅえい)さんや職員(しょくいん)の方に聞いてみてください。
開廷表のイメージは次のような感じです。
時間 | 事件名 | 被告人名 |
---|---|---|
10:00〜10:40 | 窃盗 | ◯◯△△ |
10:40〜11:20 | 傷害 | ◯◯△△ |
11:20〜12:00 | 覚せい剤取締法違反 | ◯◯△△ |
昼休み
時間 | 事件名 | 被告人名 |
---|---|---|
13:20〜14:00 | 恐喝 | ◯◯△△ |
14:00〜14:40 | 詐欺 | ◯◯△△ |
14:40〜15:20 | 大麻取締法違反 | ◯◯△△ |
15:20〜16:00 | 有印私文書偽造・同行使・詐欺 | ◯◯△△ |
開廷表はこのような感じです。
裁判所の規模(大きさ)によって裁判の数が多かったり少なかったりします。
東京地方裁判所のような大きな裁判所は裁判の数がすごく多いです。
開廷表も何枚もあるので、その中から自分が傍聴してみたい裁判を選んでみると良いでしょう。
地方の裁判所によっては裁判の数が少なくて、自分が傍聴してみたいものと上手く合わないこともあります。
事前に確認をしておくとスムーズに傍聴ができます。
どんな種類(事件)の裁判を選んだらいいの?
Q
どの裁判(事件)を傍聴したらいいですか?
A
刑事裁判は種類がたくさんありますが、暴力的なものや刺激が強いものは傍聴しない方がいいです。
『傍聴に向いている裁判』と『傍聴に向いていない裁判』があるので注意してください。
個人的な意見になりますが、なるべくイメージしやすいように具体的に説明していきます。
それから『学生』と『社会人』についても分けて考えてみました。
中学生や高校生の裁判の傍聴について
中学生や高校生が裁判の傍聴をしていることはよくあります。
夏休みシーズンにはよくみかけます。
学生の方が裁判の傍聴をするのは『夏休みの課題』や『社会見学』のときが多いはずです。
最初は緊張するかもしれませんが大丈夫ですよ。
夏休みで思い出したことがあります。
裁判所にも『休廷期間』(きゅうていきかん)といって2、3週間くらい裁判を行わない期間があるんです(夏休みと同じようなもの)。
裁判所は普通にやっていますが、休廷期間には裁判の日程を入れません。
「せっかく裁判所に行ったのに裁判がなかった」なんてこともあるので気をつけてください。
『夏休み』や『年末年始』の近くの期間は事前に確認をしたほうがいいでしょう。
東京地方裁判所のようにすごく大きい裁判所は担当する部署がとても多いので、8月のお盆の頃でもどこかの部署で裁判を行っています。
あともう1つ季節で注意することがあります。
それは、4月に裁判官の異動(いどう)があるので(転勤のこと)、3月の終わり頃と4月の最初の頃は裁判の日程を入れないことがあります。
これも裁判所の規模(大きさ)によるので、実際の状況はケース・バイ・ケースです。
大きな裁判所では影響が少ないですが、小さな裁判所は裁判官が少ないので影響があります。
ですので「春休みに傍聴をしてみようかな」と考えている方は少しだけ気をつけてください。

次は傍聴する具体的な裁判の種類についてです。
どのような事件名の裁判を選んだらいいのかについては、個人的な意見ですが次のとおりです。
あまり刺激が強すぎるものは選ばない方がいいです。
たとえば『殺人事件』などの非常に凶悪な事件です。
理由は法廷内でのやりとりで専門用語を含めてキツイ言葉がでてくるからです。
傍聴していると『その言葉から自然とイメージをしてしまう』可能性があります。
ですので中学生や高校生にはあまりよくありません。
それではどういう裁判がいいのかというとなかなか難しいところです。
傍聴をしてそこからの『学び』ということを考えると、『自分の生活に身近に起こり得る事件』を選んでみるのも1つです。
身近なことから何かを考えるきっかけにつながります。
例えば次のような裁判が考えられます。
- 窃盗 → 万引きなどの盗む行為がどれだけ大きな犯罪なのかについて考えてみる
- 暴行・傷害 → ケンカなどの暴力行為の危険性について考えてみる
- 覚せい剤・大麻 → 薬物の危険性について考えてみる
- 詐欺 → どうして簡単に人をダマすようなことをするんだろうか。ダマされた被害者の立場を考えてみる
社会人の裁判の傍聴について
社会人の方が裁判の傍聴をすることもよくあります。
会社の研修が多いですかね。
傍聴には会社の業務内容に関連した裁判があっているのかなと思います。
具体的には次のようなイメージでしょうか。
- 詐欺 → 銀行などの金融機関
- 過失運転致死傷罪・危険運転致死傷罪 → 損害保険会社、タクシー会社
もちろん生活に身近な事件の裁判を傍聴してみるという選択肢もあります。
今は何が起こるか分からない時代です。
どんな服装で行けばいいの?
ここからは当日の法廷での行動についてです。
Q
どんな服装で行ったらいいですか?
A
普段着で大丈夫です。
いつもの普段着で大丈夫です。
制服やスーツを着ないとダメというルールもありません。
- サングラスをかけていたり
- 帽子をかぶっていたり
すると、職員の方から注意されることもあります。
法廷に入るときにノックをするの?
Q
法廷に入るときにノックをしますか?
A
ノックはしなくていいです。
ノックをする必要はありません。
むしろノックをすると関係者から「なんだ?」という厳しい視線がとんできます。
ノックをしないでしれっと入って傍聴席に静かに座りましょう。
法廷の中でメモをしてもいいの?
Q
法廷の中でメモをとってもいいですか?
A
メモは大丈夫です。
積極的にメモをしてください。
気づいたことなどを忘れないうちにどんどんメモしましょう。
スマホの電源は忘れずに切っておいてください。
傍聴の途中で法廷から出てもいいの?
Q
傍聴している途中で法廷から出てもいいですか?
A
自由に出ても大丈夫です。
法廷に入ったり出たりするのはいつでも自由です。
なるべく静かに動いて大きな音を出さなければ問題ありません。
すぐに法廷から出ないといけないときは、ドアの近くの傍聴席に座るのがおすすめです。
僕の説明もあと少しで終わりです。
説明が不足しているところもあるかと思います。
時間のあるときに裁判所の公式サイトを確認してみてください。
裁判の傍聴(見学)をして感じたリアルを大切に
初めて裁判の傍聴(見学)に行くときは、緊張するでしょうし、怖いイメージもあるかもしれません。
でも大丈夫です。
原則として裁判は公開されています。誰でも無料で傍聴できます。
裁判の傍聴に興味をもたれたのなら、ぜひ裁判所に行ってみてください。
傍聴をして感じたことや思ったことから、自分なりに何かを新しく考えてみるのも自分のためになると思います。
いつどんな犯罪に巻き込まれるのか分からない時代です。
他人事のようで、他人事ですまないこともあったりします。
いつ被害者になるのか、加害者になるのかは誰にも分かりません。
自分のことは自分で守るしかありません。
よかったら裁判を傍聴して感じたリアルを大切にしてみてください。