石原壮一郎【大人の超ネットマナー講座】心に余裕のある大人はカッコいい

ネットマナーは意外と難しいです。

実際に僕は軽く失敗をしたことがあります。

その失敗というのは『ツイッターのアカウントを消した』ことです。

アカウントを消した理由は次の失敗が原因です。

  1. なれなれしい口調
  2. 無計画なフォロー
  3. 自分で勝手に傷ついた

それからはネットマナーについて自分なりに勉強しました。

そこで1冊の本と出会ったんです。

その本が石原壮一郎さんの『大人の超ネットマナー講座』です。

ストレートな表現でとてもテンポが良いので、あっという間に読めました。

読みながら「そうそう」「あるある」と、一人で相づちをうっていたのは内緒です。

というわけで、

『石原壮一郎【大人の超ネットマナー講座】心に余裕のある大人はカッコいい』

をご紹介します。

目次に戻るテキストリンク

何となく始めて失敗したツイッター

僕は何となくツイッターを始めました。

今思えば少しくらい調べておけば良かったなと後悔しています

 

ツイッターを始めたばかりの頃は、毎日が新鮮なことの連続で楽しかったです。

しかし、楽しかった日はずっとは続きませんでした。

 

失敗①自分のなれなれしい口調

ツイッターを使うときは、あまり考えないでなれなれしい口調で話していました。

その理由は、みんながくだけた話し方をしていたからです。

だから自分もそれでいいのかなという単純な考えでした。

 

ずっとツイッターを使用している方たちは、お互いのコミュニケーションの取り方も積み重なったものがあります。

そういった前提がないのに、いきなりなれなれしかったのはやっぱり失敗だったなと思います。

 

『ツイッターでそんなにかしこまる必要はない』という考え方もあるかと思います。

ですが僕の中ではしっかりしておかないとよくないと思って反省しました。

 

失敗②無計画なフォローでTLが雪崩状態

最初はとりあえずフォローを繰り返していました。

その結果タイムラインが雪崩のようになり、わけが分からなくなってあせりました。

 

せっかくツイッターを使っているんですから、自分の知りたいことや役に立つ情報を上手に収集したいですよね。

新しく作り直したアカウントではフォローを控えめにしています。

 

失敗③自分で勝手に傷ついた

僕はツイッターのアカウントを一度消したことがあります。

その理由の詳しい経緯などは、たいして面白くもないので割愛させていただきますが、一言でいうと『自分で勝手に傷ついただけ』です。

 

その結果、全部がどうでもよくなって面倒くさくなってアカウントを消しました。

今考えると別にたいしたことでもないんですけど、当時はそれなりに悩んだり考えたりしたんですね。

 

誰が悪いということはなく自分の心の弱さが原因でした。

これ以外にも細かい失敗はたくさんあります。

 

今振り返ると全部が良い思い出です。

悩んで失敗した分だけ成長できましたからね。

 

目次に戻るテキストリンク

「大人の超ネットマナー講座」について

「大人の超ネットマナー講座」を簡単にご紹介します。

  • 著者:石原壮一郎さん
  • 発行日:2010年12月9日
  • ページ数:244ページ

 

ネットの進化はとても早いですから、そういった意味では本に書かれている内容が今と異なっているところはあります。

ですが、書かれている『大人のネットマナーがどうあるべきか』という根本的な内容は今でもかわらないと思います。

歯切れの良いテンポでスラスラと読めました。

ほんの少し乱暴な言い方だったりもしますが、そういうキャラなんでしょうね。

これから「目次の一部分」と勉強になった「ポイント4か所」にしぼってお伝えします。

その前にこの本の最初の「はじめに」から、少しだけ引用してご紹介させてください。

この本では、いまだ混沌としていて、おのおの自己流でごまかしている部分も多い「ネットマナー」について、

大人としてはどうするのが適切か

大人としてはどういう部分に気をつけるべきか

という見地から考察し、かゆいところに手が届く具体的な提案とさせていただいています。

~途中省略~

あなたとネットが末永くいい関係を続けていくために、本書が少しでもお役に立てたら幸いです。

控え目に言ってますけど、何を隠そう、必ず役に立つと確信しています。

引用元:大人の超ネットマナー講座 はじめにより一部抜粋 P3〜P5より

なかなか自信のある言葉ですね。

でも読み終わったときには、その自信の根拠が分かると思います。

ツイッター初級編・実践編の目次

「大人の超ネットマナー講座」は全5章で構成されています。

  1. ツイッター初級編
  2. ツイッター実践編
  3. ブログ&mixi編
  4. メール編
  5. オフライン編

この中から「ツイッター初級編」と「実践編」の目次をご紹介します。

 

INDEX

第1章 ツイッター初級編

ツイッターを始めたばかりの人は必読!つぶやきマナーの最新ルール

その01 仕事でもプライベートでも中毒者が急増中!ツイッターを未経験者に美しく勧めるには?

その02 啓蒙しようと絡んでくる「ツイッター信者」にその素晴らしさを熱く語られたときの平和で適当なかわし方とは?

その03 飲み会の場に頻繁に出没!何でも実況したがる「ツイッター野郎」にあったときの腹も角も立たない対処法とは?

その04 片時も手離せないほどの中毒になったとき!自分自身の「ツイッター馬鹿」ぶりをあたたかく見守ってもらうには?

ーーーーー
第2章 ツイッター実践編

ツイッターをさらに使いこなすための「大人」なコメント&社交辞令

その01 大人だからこそ、細かいことにこだわりたい!ツイートの「@」と「RT」を上手に使い分ける秘訣とは?

その02 人間関係にいきなり亀裂が……!ツイッターの”ありがちトラブル”を華麗に乗り切るには?

その03 ツイッターになると人格が豹変!「ツイッター番長」や「天然キャラ」と上手くつき合うには?

引用元:大人の超ネットマナー講座 INDEXより一部抜粋

 

ツイッター編(第1章、第2章)の目次はこのような内容になっています。

ツイッターはプライベートじゃないので面倒なトラブルは嫌ですよね。

 

ツイッター編に書かれていることはとても役に立つことが多いです。

それから自分がツイッターにハマりすぎてしまう恐れも100%ないとは言い切れません。

 

僕は少し依存しかけましたから…。

今は良い意味で割り切って楽しくツイッターをやっていますよ。

 

心に残った4つの名フレーズ

「大人の超ネットマナー講座」を読み終わって、すごく心に残った4つの名フレーズをご紹介します。

もちろんこの4つ以外にもたくさん学んだことはありますので、ぜひ実際に読んでみてください。

 

【①】

「ツイッターは本音を書く場所」と思っているうちは、大人としてツイッターを使いこなすことはできません。

引用元:大人の超ネットマナー講座 P38より

【②】

ツイッターだろうがリアルの人間関係だろうが「ゆるいつながり」を無難に維持するためには、細かい配慮に基づいた慎重な対応が不可欠

指の向くまま気の向くままにボーッと使っているだけで、楽しさや便利さが享受できると思うのは、大人としてあまりに甘ったれた発想です。

引用元:大人の超ネットマナー講座 P52より

【③】

自分でどうにかできることに関しては全力で「より大人な選択」を追求しつつ、

自分がコントロールできない他人の行動については、よっぽどの支障がない限りスルーするのが大人の基本です。

引用元:大人の超ネットマナー講座 P58より

【④】

ネットにおける匿名の問題については、また長くなりそうなのであらためて取り上げたいと思いますが、

つまりは「リアルで面と向かって言えないことはネットだろうが匿名だろうが言わない」というのが、大人としての当然の大前提であり意地でも守りたいマナーではないでしょうか。

引用元:大人の超ネットマナー講座 P131より

 

この4つはとても勉強になりました。

ネットマナーはなかなか気がつかなくて分わからないことが多いです。

誰も教えてくれませんから、自分で勉強するしかないんですよね。

 

あらためて思ったことは『どれも当たり前のこと』なのかなと。

当たり前のことが当たり前にできなくなっているのかもしれません。

 

もしかしたら僕は誰かに「アイツ嫌なやつだな」なんて思われているかもしれません。

そう思われないためにも常にアンテナを張って、毎日少しでも学びながら成長していきたいと思います。

 

目次に戻るテキストリンク

心に余裕のある大人はカッコいい

ネットマナーに限らず、いろいろなマナーをちゃんと理解している人はカッコいいと思います。

すごい偉い人やすごいお金持ちの人だったとしても、ちょっとしたマナーのない人は尊敬もしませんし嫌いです。

 

マナーがしっかりしている人は、それだけ自分でとても勉強していると思います。

人として最低限のマナーをもった常識のある大人になりたいですよね。

 

ネットで悩んだり傷ついたりするのはもうコリゴリですし、誰も嫌な気持ちにしたくありません。

僕も心に余裕があるカッコいい大人を目指したいです。

 

目次に戻るテキストリンク
マロン

マロン

マロンです。読書と勉強が大好き!覚えたことをシンプルに、そしてイメージしやすいようにまとめてご紹介しています。

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事